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おこちゃまな社会

先日「ねこのみせ」というところに行った
簡単に言えば 猫と遊べるお店だ
30分500円で 靴を脱いでリビングのような部屋で
猫と戯れることができる

猫命の私としては どんなところか興味があったし
また 仔猫が生まれたとも聞いたので ぜひとも見に行きたかった
ちょうどよく 誘ってくもらえたので のこのこ出かけてきた

猫がそこらじゅうにいる空間は とても楽しかった
猫好きにはたまらない空間だ
いっしょに猫と寝転んだり 猫関係の本を読んだり
猫 猫 猫 猫を満喫できる楽しい場所と時間を提供してくれていた

仔猫はかわいかったし ほんとうにいろいろな雑多なことを忘れて
頭を空っぽにできて すっかりいい気持ちになることができた


・・・ でも でも
右脳か左脳かはわからないが 脳の片隅で
「なんかちがう」「なんか違和感がある」と感じていたのも事実だった

まずひとつは ちょっと猫たちがかわいそうと思ったこと
いろんな人にかまわれて なんだか窮屈なんじゃないか・・・
猫好きさんが行くわけだから みなさん無理をせずに 猫に接しているとはいえ
やっぱりなんか すこしかわいそうな感じもした

もうひとつ感じた違和感は ここまでするかなぁ・・ということ
これまでして猫に癒されたいんだろうか
そういった空間や場所はお金で買えばすむものなんだろうか・・
「癒されました」という言葉の軽さは 甘えの構造のように私には感じる

猫と遊んで癒されて 幸せな気持ちになって・・・
うん いけないことじゃない 悪いことじゃない
でもなんか すごく 与えられたおもちゃ箱で遊んでいるかんじがして
少し息苦しさも感じてしまった

by runjiro | 2006-01-28 21:45 | 日々思うこと  

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