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Sさん退院 ホームのFさんのこと などなど

入院していたSさんが 来週退院するとの連絡が入った
また定期的に一週間に一回 お手伝いに行くことになるのだが
彼女には同居の家族がいるので 新しい制度の施行で
だいぶの時間制限があって 私は一時間のヘルプとなる
食事は制限食になったので 病人用デリバリーをとる事になったらしい

ヘルパーの仕事は  今はHさんの一時間の生活介護と
Sさんの一時間の生活介護 HAさんの単発病院同行となる

グループホームのほうは 週に二日程度 朝一時間 共有部分の清掃に行っている
また 単発で食事つくりにも行かせてもらっている
朝の掃除をさせてもらいながら 皆さんの様子を横目で見ている

毎朝入居者さんを それぞれの作業所に送り出すことが
職員さんの一仕事となっている
入居者さんの朝の送り出しは大変だ
小学校高学年くらいの感じの方がいて 作業所に行くのを嫌がる
嫌がるだけなら まあなんとかなりそうだとも思うが 
彼にはひとつ困った癖のようなものがあるのだ
女の人にすぐ触りたがって「ぱんぱーちゅ とりかえて」と言うのだ
彼は30歳だけれど 親御さんに赤ちゃんのように甘えてきたらしい 
その癖がずっと抜けなくなってしまって 私などにも赤ちゃん言葉で話す
そして困った事に赤ちゃん言葉の時は 生理欲求を満たしたい時なのだ
かなり慢性的に そういった欲求に支配されているようだ
ただ性格的におとなしく 攻撃的ではないので 怖くはない
私は実際の彼のプライベートの行為まで把握していないので
なんともいいようがないのだが・・・
ある職員さんは
「彼は甘えることと男性の生理欲求の区別がついている」
と言う
外で女性にすぐに擦り寄って体を触れば 捕まってしまう
そういったことを彼に理解させるのが大変なことなのだと思う

彼がどのように生理欲求に対する理解をもっているのかがわからない
脳の働きの不具合にって そういうことを理解できないのだろうか
それとも 理解できないように育てられてしまったのだろうか(甘やかされて)

私は ただ朝に掃除をしているだけだけれども
横目で 彼と職員さんとの朝のやり取りを
ちょっと晴れない気持ちで眺めている

by runjiro | 2006-06-14 20:59 | ヘルパーのお仕事  

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